第71回 ビクトリーショーに行ってきたw

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この冬一番の寒さという中、浜松町の都立産業貿易センターで開催された「第71回ビクトリーショー」に行ってきました。今回も自分の興味があるもの中心に気になったものを紹介します。

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まず入場受付がある4階フロアに展示されていた、旧ドイツ軍20mm高射機関砲「Flak38」に釘付けです。1940年に正式採用されたFlak30 機関砲の後継機種。陸海空GUNで採用された大戦中の主力高射機関砲です。これを4門束ねたものが有名な20mm4連装砲です。チャンネルダッシュの際ドイツ巡戦の砲塔に載っていました。

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実際に可動もするみたいで、仰角を掛けると高射機関砲らしいシルエットになります。長砲身は65口径なので計算上130cmということになります。所有はあの海洋堂です。同社が保有している88mm Flak36も見てみたいですね。

年末の開催なので新製品とかは期待していませんでしたが、探せばあちらこちらに見慣れないモノが置いてあるのがこの手のショーイベントの面白いところです。

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マルイのブースではHK416 DEVGRUカスタムの製品版が置かれていました。タンゴダウンタイプのグリップは自分的に許せる厚さなので握りやすく、気のせいか以前よりも反動が強くなったような気もしてかなり欲しくなりました。

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9月の東京ホビーショーにも展示してあったHK45のモックアップも可動パーツやマガジンが組み込まれた試作モデルっぽくなっていました。2014年度には発売されそうです

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CAWさんのブースには期待の5cm迫撃砲Grw36の姿はなし。代わりにエルフィンナイツプロジェクトのM2019ブラスターの試作品が置いてありました。かなりの重量感で細部パーツもカッチリしていて期待できそうです。

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もう一つ興味津々だったのがティファニーグリップ。一流の宝飾ブランドが銃の装飾グリップを作った文化の違いには驚くばかりですが、立体ものとして見られるとはね。スチールパーツや真鍮フレーム付きの61NAVYとティファニーグリップのセットで12万円は安いと言われましたが、価値は認めるけど微妙な感じ。自分的にはベルグマンの再販に備えたいところです。他にも発売されたばかりのP210のノバックサイトモデルなんかもありましたが、今回は理性を発揮してスルーしましたw

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お隣のHWSのブースではスタールリボルバーの粉体樹脂モデルが展示してありました。超マニアックな気もしますが、この手のダブルアクションモデルの機構は過去にもデルアップされたことがないだけに興味ありますね。

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不思議感ありありだったのがHWSとエイベックスマーケティングのコラボ企画、ゴルゴ13仕様のM10リボルバー。S&W M10リボルバーは設定的に良いんですけど、なんで初期モデルなんですかね。ゴルゴ13刻印はトイガン的に許せるけれど初期も出るスクエアグリップという部分の設定ストーリーを後付けでも上手く語って欲しかったところです。

ここのところHWSさんのブースに行くとハイスタデリンジャーが会場限定特価で売られていますが、個人的にはHWSらしい厚めのメッキをかけたシルバーモデルを出して欲しいですね。

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ショウエイさんのブースでは、電動MG42の可動試作品が展示されてました。撃たせて貰うと、反動(振動)はガス式モデルにかないませんが、作動音は電動モデルのほうが上ですね。モーターをフレーム後部に納めることで、グリップ形状がそのままなのが良い。価格は従来モデルなみになるようです。それにしてもデカイモデルですね。

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MG42と言えば、サムズミリタリや さんブース付近に置かれていた木製ボックスに入れられたスリング付きMG42も素晴らしいですね。今回は革製スリングの販売みたいですけど、何で大戦中の銃器は木箱が似合うんだろう。武器って感じがプンプンします。

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逸品屋さんのブースに展示されていた、ロシア製の電動ガンVSSやASバル、SR3は圧巻ですね。樹脂パーツや溶接分はロシア的粗さが全開ですが、スチールパーツのねじ切り部分の加工後は半端なく凄いです。その分重量感有りすぎだから見た目以上に重みを感じます。

年末最後の大きいイベントなので盛り上がってましたね、個人的にも戦利品多数で満足です。来年の開催も楽しみですw