静岡ホビーショーで、東京マルイ新製品
(M4A1 GBB 他)を見てきました!
5月17日(土)の一般公開日に、「第53回 静岡ホビーショー」を見に行ってきました。会場が静岡なので今まで敬遠していたんですが、今回は思い切って初参戦です。
ホビーショーの大半は静岡に本拠を持つ、プラモやラジコン、鉄道模型メーカーのブースなので,見応たっぷりでお買い得商品も満載でしたが、今回は「東京マルイ」ブースで発表された新製品を中心に紹介します。
この夏までに発売されそうなのが「M870 Breacher」。昨年発売されたM870タクティカルののショートバリエです。こちらは全長を515mmに短縮した実銃で言う「3+1発」のローエンフォースメント用モデルを再現。ピストルグリップはパックマイヤー風(ラバー風)で、ここに着脱式のガスタンクが入ります。
全長の短縮に対してインナーバレルの短縮は少なく、最低限の初速減に収まっているとのこと。金属フレームなので剛性感もあり、スライドアクション時の金属感はたまりません。ソウドオフ系ショットガン好きには必須アイテムですね。
気になる価格はM870タクティカルと同等ぐらいとのことです。ショットシェルホルダーと呼びガスタンクも同時発売になるそうです。
同じく夏に発売が予定されているのが「S&W M&P9 GBB」です。モックアップや試作品の展示が長かったですが、やっと手にとって作動させられるモデルが仕上がっていました。
撃ってみた感じは、作動性は前作HK45と同等ぐらいで反動も中々のものです。インナーハンマー式なのでアンビセフティー装備タイプとしたり、スライドストップノッチの補強対策もされているなど使い勝手はよさそうです。
S&Wの商標を取っているので刻印関係もしっかりしていまし、交換式のバックストラップも三種類同梱や、ローディングインジケーターにギミックがあったりリアル製をかなり追求した感じです。
海外メーカーから既に発売されて久しいので新鮮味はなくなりましたが、その分完成度は高そうです。
「M870 Breacher」「S&W M&P9」の両製品は、ほぼ量産品に準じたモデルの展示だったので、個人的には8月初旬のお盆休み前の発売は確実だろうと思っています。
次に紹介する、今回の初お目見えの「M4A1 MWS GBB」は、さてどうなりますか。
ついに東京マルイからも長ものGBBが発売が決定的になりました(厳密にはMP7A1が既にありますが)。発売モデルが、また定番後出しの「M4A1」ということに賛否はあると思いますが、今回展示された試作品を見る限りかなり期待できそうです。
刻印関係はコルト製M4A1をしっかり再現していますし、今流行の「セラコート」でフレーム関係を仕上げるようです。金属パーツも殆ど新規製作のようで、リアルサイズや電動ガンで省略されたパーツを実銃形状に変更するなど、こちらも従来以上にリアル路線を追求しています。
特に今回注目したがマガジンで、従来の亜鉛ダイキャストでなくアルミダイキャストの採用で重量を2/3程度(実銃マガジン並み)に押さえる事に成功。その分気化効率の低下を一体型のダイキャストマガジン(スチールカバーではない)とすることで補う設計になっています。
当然マガジンの価格も競合に比べ安く設定すると言うことなので、「複数マガジンを持ち歩くのは困難」というGBBの隠れた欠点が、遂に解消されるかもしれません。
今回は試作モデルの展示だったので触れることはできませんでしたが、GBBのデモを見る限りは,かなり調子が良さそうです。
後は燃費や初速・反動とのバランスをどう取るかですね。本体価格も先行する競合モデルと次世代電動ガンの価格をベースに決定するそうなので、国内最高値のメーカーより安く、海外製GBBよりは高い実売価格になると個人的には予想しています。
東京マルイ「M4A1 MWS GBB」のブローバックデモ動画はこちら
7月26日(土)27日(日)に秋葉原で「東京マルイフェスティバル」を開催するそうなので、その際「M4A1 MWS GBB」の試射ができるように完成度をUPさせることが当面の目標のようです。
GBBの得意な季節、しかも今年に発売したいとのことでしたので、こちらも年内発売が期待できそうです。
その他にパネルだけの表示でしたが次世代電動ガン「HK417D」の製作発表や、10才以上用エアソフトガンの新製品の発表がありました。
特に10才以上エアソフトガンは電動ガン本体やガスガンの新製品以上に、アクセサリーの充実度がスゴイですね。普段余り関心の無いところなので改めて感心しました。今後の市場育成を考えると大手メーカーがやらないとね。
マルイブース以外でもクラウンのブースではニューモデル「L96」の10才以上用モデルと18才以上ジュニアモデル等が展示されていました。最近の女子サバゲブームの影響はこういうところにも現れていますね。
最後に触れない訳に行かないのが、会場前に展示してあった「10式戦車」の実車。陸自の兵器体系に疑問は多々ありますが、最新MBTの迫力は違いますね、戦車好きにはたまりません。思っている以上にコンパクトな車体が好印象でした。
併催されている「第25回モデラーズ クラブ合同作品展」に展示してあった1/1スケールの鉄製の「ヴィーゼル2」は実物そのものの雰囲気で驚愕でした。しかも動くそうです。よく作りましたよね、日本のモデラーの力量恐るべしですね。
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