2016 東京マルイフェスティバルに行ってきたw

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11月26日(土)27日(日)の2日間、秋葉原で開催される「東京マルイ フェスティバル in ベルサール秋葉原 3nd」の初日(プレス関係や業者向けは25日にクローズで開催された模様)に行ってきました。

11月開催になったのは、9月開催の東京ホビーショーとの間を開けるためなんでしょうか。そのせいか過去2回に比べ新製品の発表が増えていました。

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会場中央にはNATO迷彩が施された「ハンヴィー(HMMWV)」の実車が展示されていました。内部を見ることもできましたが装備の関係で見た目よりも狭いのが印象的です。

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2017年の新製品として展示されていたのが電動フルオートショットガン「SGR−12」です。知らない銃だと思っていたらマルイオリジナルデザインとのこと。電動フルオートショットガンAA−12のメカBOXを流用した外見バリエーションという見方もできます。

本体のほとんどがアルミ切削加工という手間のかかった作りで、最近のトレンドを取り入れた汎用性の高いスタイル。しかもAA−12のマガジン(電動ドラムマガジンも含む)と互換性がありよりゲームに向いた形状となっています。

過去日本のオリジナルデザインのトイガンは子供向けと受け取られる傾向が強かったので、個人的には「SGR−12」が日本の市場でどこまで受け入れられるか非常に興味があります。

マルイの海外進出のためにライセンス等の縛りのない製品という見方も一部ではあるようなので、その意味でも注目したい製品です。

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2017年度発売予定のもう一つの新製品が、次世代電動ガンの「HK416 デルタカスタム」です。デルタフォースが使用するHK416をモデルとしたもので、TANカラーのボディと10.5インチのショートバレル、ガイズリータイプのレイルシステムが特徴です。

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シュアファイアタイプのフラッシュハイダーや、実銃でよく見られるように前後逆に取り付けたナイツタイプのフロントサイトが、マニアックで良い感じです。発売時期は春頃の予定だそうです。

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バリエーションモデルながら「SIG P226 E2」と「デトニクス.45」のシルバーモデルの2017年発売も発表されました。歩留まりの悪さからメッキモデルの生産が相対的に減っているので、嬉しい展開ですね。

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新製品として[H&K USP」「グロック19サードジェネレーション」「コルトM45A1」「V10コンパクト」のモックアップも発表されました。

グロックが未だにサードモデルだとか、モックアップから製品化されるまでの時間に不安はありますが、一度に4種類(USPはここ2〜3年モックアップのままですが)も発表されるのは久しぶりですね。

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アクセサリーとして、P226用とHK45用のロングマガジンの発売も予定されています。そう言えば今まで無かったのが不思議なぐらいですね。

他にも過去に発表された新製品についても、それぞれ具体的になっていました。

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昨年発表された「HK45 Tactical」は、ようやく19,800円の発売価格と12月末〜翌年1月発売ということが明らかになりました。

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今年の目玉の「M40A5」は12月中旬発売予定で、価格は42,800円。今回は操作できるモデルが用意されていましたが、コッキングも軽く本体の剛性も高いので命中精度も期待できそうです。

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11月30日発売のサムライエッジ20周年記念モデルも展示されていました。それよりも歴代限定モデルの一括展示の方が、やはりインパクトがありました。もう少しメインで見せても良かったんじゃないでしょうか。

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秋葉原という場所がら、新規のトイガンユーザーの開拓を念頭に置いたイベントだったと思いますが、今回は製品発表や撮影会などのイベントに比重を置いているようでした。

アニメキャラとかミリドル系で関心を集める手法がどこまで効果があるのか、気になりますね。メーカー単独イベントとしては国内唯一のものなので、今後も試行錯誤しながらでも継続してもらいたいものです。