WE KAC PDW GBB
(Gen.3キット組込)実射動画

動画
WE製のナイツ PDW(KAC PDWの方が一般的ですかね)は6×35mm弾薬使ったPDWに分類される小火器で、プロトタイプのみ作られたモデルですが、何故か数社からトイガンとしてモデルアップされている有名な試作銃です。

購入当初はボルトのリコイルスプリングが引きバネ式のGen.2だったのを、RA−TECH製の押しバネ式のボルトキットを組み込んでいましたが、今回マガジンからチャンバーへの装弾の確実性を高めるためにWE社純正の「ver.3コンバージョンキット JP.ver」を組み込むことにしました。

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コンバージョンキットの内容はアウターバレル関連、インナーバレル&チャンバー、トリガーユニット、ボルトセット、リコイルスプリング、バッファー等が入っています。

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(アウターバレルとインナーバレル&チャンバー 上:コンバージョンキット、下:ver2)

アウターバレルとインナーバレル&チャンバーは、ver2と同じモノのようなので(キットのモノはver1の交換用)現在のものをそのまま使用することにします。

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(ボルトとリコイルSP 上:コンバージョンキット、下:RA−TECH製)

アッパーレシーバー部の組み込みはボルトとリコイルSPを交換するだけの簡単なもの。ロアレシーバーはGen.2と形状が同じようなトリガーユニットの交換が必要です。

DSC00770トリガーユニットの交換は、最初にグリップを外してセフティのクリック用のプランジャーとスプリングを取り外します。次に右側のセフティの六角スクリューを外してアンビセフティを取り外します。この時ハンマーはコッキング状態で行います。

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次に左側からセフティを抜いて(抜きにくい場合はフレーム上部のシアーに連動している板状のパーツを前方に押しながら抜く)、この時ボルトストップも前方から固定ピンを抜いて外しておきます(どのみち交換するパーツなので)。

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フレーム右側のピン固定用板スプリングを外して、マガジンキャッチ寄りの上部のピン(他のピンはダミー)を右側から叩いて抜きます(ピンは左側で固定されているので、右側から叩くこと)。後はフレーム内部でトリガーユニットを固定しているプラスネジを外して、トリガーユニットを上部に抜き出します。

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Gen.3用トリガーユニットをフレームに組み込む前に、付属のノッカーロック用のパーツとスプリングを組み込みます。次に、フレームから取り外したGen.2トリガーユニットの右側面に付いている銀色のパーツ(シアーに連動した板状のパーツを抑えるパーツ)を取り外して、Gen.3トリガーユニットに取り付けてからフレームに取り付けます。その後でボルトストップを新規のモノに交換してから逆の手順で組み立てます。最後にバッファーをキット付属の薄いタイプに交換して終了です。

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ノーマルのままだと物足りないので、ノーベルアームズのCOMBAT T1サイトと、ノーブランドのアングルドフォアグリップ、レイルカバーを付けてみました。

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試射した感じでは、RATECH製のオープンボルト組込時よりも発射サイクルは遅くなったようですが、反動は強くなったようです。発射音もいままでの甲高い金属音から低音で大きなものになりました。マガジンからチャンバーまでの装弾も確実性が増したので、チャンバー部からの弾ポロが無くなりました。

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0.2g弾を使って初速は82m/sなので、夏場でも規制内に収まるでしょう。発射速度は毎分813発(1秒間で約14発)とかなり高めなので、近距離の制圧用には良いですね。

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