7月のトイガンイベント 各社新製品情報
7月の3連休は都立産業貿易センターで16・17日の2日間は「APSカップ」、18日は「第81回ビクトリーショー」と連続して開催されました。今回、両イベントで見つけた各社の新製品情報を紹介します。
まずは「APSカップ」2日目に別フロアで併催された「マルゼン KSC 展示・販売会」で発表されたKSCの新製品です。今回は3種の新製品が展示されていました。
最初は「AK74M ERG」です。GBBでお馴染みのAK74シリーズが、新規にERG(エレクトリック リコイルガン)化されました。
M4A1に続き新たににERG(エレクトリック リコイルガン)化された「AK74M ERG」が展示されていました。
撃ち尽くすと作動が停止し、マガジン交換後ボルトを引いて再発射するリアルなメカニズムはそのままに、発射時にリコイルが発生する独自メカも搭載されています。
会場には試射できるモデルが用意されていて実際に撃ってみたところ、気になるリコイルは体感的には前作M4ERGほどではありません。構造的にストック内にリコイルメカを納めていので直接的な反動が少ないためと考えられます。
あくまで今回のはイベント用の試作品とのことで、発売日等は未定との事。仕様についても今後更に詰めていくことになるようです。
次は久々の再販?と思った「SIG&SAUER P226R」ですが、HW化された上にシステム7エンジンも改良されて、ピストン等のパーツ部を大幅に見直しているようですが、マガジンは従来のモノがそのまま使えるそうです。
改良の結果、作動性や耐久性も向上しているとの事。合わせて実銃に準じたフレーム形状となりHOAG社製のラバーグリップが標準装備となるようです。発売時期は年内中とのことなので、期待したいところです。
3つめは「CZ75 1st」のHWモデルとちょっと地味目ですが、1stモデルのHWは07化以前を含めても初のモデルアップとなります。
3年前の「トイガンフェスタ」の新製品発表(この時はトカレフ、マカロフ、スコーピオン等 がお目見え)に比べると、かなり地味でしたが販売会中心だからしょうがないのかな。
ちなみに販売会自体はKSCはイベント限定モデルや現行モデルを卸値に近い価格で、一方のマルゼンはワルサーブランドで販売していたダットサイトとハンドライトのB級品を格安販売していたので、どちらも超お買い得だったので、販売会だけでも定期的に行って欲しいですね。
18日に開催された「ビクトリーショー」内のメーカーさんのブースで見かけた新製品の様子を紹介します。
常連の「MULE」さんは進行中のMGCトンプソンのフレームに新規刻印を試験的に打ったサンプルを展示していました。同時に色んなものを進行させているのでMGCトンプソンの販売は来年以降になるとのこと。
カンプピストルの発展型「シュトルム・ピストル」は実物ストックをつけたサンプルと、スチール製の試作パーツが展示されていました。手に取るとストック自体のグラツキはほとんど無いものの重量はかなり重め。
製品化されたときに樹脂製本体にどのように取り付けるのか興味津々です。「CAW」として参加しなくなってからはショップとしてのブース展開なので、新ネタが少ないのは残念ですね(進行中のAK47やハンマーブロック付きPPKが見たかったです)。
「HWS」さんのブースには時期発売予定の「ナガン M1895」の試作モデルが展示されてました。東京店に展示されていたものと同じもののようですが、年内発売を目標に動いているそうです。
ついでになりますが、好評の「HSC」に入っていないモーゼルロゴの追加刻印をKM企画さんが受けてくれるそうです。
詳しくはKM model online(リアル刻印レーザー加工ページ)まで
(画像は昨年のものです)
最後は「SHOEI(松栄)」ブースのFG42 TYPE2です。製作発表されからFBにて随時進捗状況が報告されていますが、いよいよ8月には発売になる見込みだそうです。
150挺の製作数ですが海外出荷などが多く国内ショップにどれだけ出荷できるか不明なため、確実に欲しい方は直接予約された方が無難とのことでした。
モデルガンより情報ですけど、国内主要トイガンメーカー5社の新製品情報としては寂しいですね。過去に紹介した東京マルイとマルシンの新製品を合わせても今年出そうな新製品少なすぎません? 7社以外のメーカーさんや別の隠し球があることを期待したいですね。
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