東京マルイFESTIVAL 4thに行ってきたw

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秋葉原のベルーサ秋葉原で11月11日(土)、12日(日)の2日間に開催される、「東京マルイ FESTIVAL 4th」の初日に行ってきました。

会場入り口には、お馴染みとなった2017版のイベントアーチが。午前中に入場したので、混雑はそれほどではありませんでした。

会場内正面の1/2トントラックのボンネットの上に置かれていたのが、お馴染み89式小銃。エジェクションポートに注目です。

会場奥のメインブースには噂になっていた話題の新製品「89式小銃 GBB」が展示されていました。M4A1シリーズに次ぐ待望のGBBシリーズの新製品ですが、国内人気や、新鮮さを考えると妥当な機種選定ですね。

上下フレームは亜鉛ダイキャスト製で完全新規製作で、グリップやレバー類等のパーツ類も新たに作られています。フレームが亜鉛合金製なのは重量を実物と同じ約4kgにするためで、重量感と剛性感は電動ガン以上ですね。

スチールプレスのハンドガードも新規制作で、フラッシュハイダーはアルミの切削加工品となるようです。電動ガンに使用されているパーツは二脚とストックの樹脂パーツ程度とのことです。

外から見えない、ボルトやバレル周辺のパーツも実銃に準じた形状となっているので、ある意味初のリアルな89式小銃のトイガンといえるかもしれません。

通常分解した状態も展示されていましたが、分解組み立ても実銃に準じた手順で行えるそうです。こうして見るとマガジン以外はモデルガン並のリアルさですね。

89式小銃と言っても最新の改良型をモデルアップしているので、フレーム刻印は「89R」となっっています。最新モデルの詳細は不明ですがハンドガードのリベット止めとか細かい部分に相違があるそうです。

フレーム左側の切り替えレバーも標準装備。実銃でもサマワ派遣以降改良された部分なんだそうです。3バーストが出来るのも楽しみですね。

マガジンは残弾確認孔が付いた専用のものが付属。当然M4A1シリーズのマガジンも利用できるとのことです。専用のマウントベースも開発されています。

試作89式小銃の作動Demo動画

試作モデルを作動させてもらったら、フル・バーストともに快調に作動していました。当日の気温は19度程度だったと思うので、かなり調整も煮詰まっている感じです。

気になる発売日は2018年4月頃で販売価格もM4A1シリーズと同程度を予定しているとのこと。すでにGBBの制作発表をしている海外メーカーもありますが、実売時期はむしろマルイの方が早そうです。

低圧ガス使用を前提とした作動性や仕上げの良さと設計資料のバックボーンからくるリアルさを考えると、2018年最大の注目モデルになりそうです。

 

89式小銃以外の新製品も色々展示されていました

GBBの新製品が他にも発表されていました。M4A1シリーズのバリエーションモデルの「MTR16」です。

「マルチ タクティカル ライフル 16インチバレル」の略名とのことですが、新デザインのストックやグリップ、MーLOK式のレイルシステム、20連マガジンが標準装備されています。

画像では見にくいですが、ツイスト状にフルートを切られた軽量化バレルが斬新です。実銃があるのかオリジナルデザインか確認し忘れましたが、MATCH仕様のM4カスタムです。

電動コンパクトマシンガンにも新製品がありました。「スコーピオン mod.M」と名付けられたマシンガンは、よく見るとVz61 スコーピオンのフレームに新規パーツを追加したもの。

こちらはマルイオリジナルデザインで、最新の高額機などのアクセサリーを取り付けられるように近代化したものとのことです。いかにも存在しそうなデザインで、旧来のマガジンも流用できるとのことです。

一ヶ月半前の「全国模型ホビーショー」ではモックアップの展示だけだった「M45A1」が、いきなり作動する試作モデルとして展示されていました。従来のガバメント系モデルよりもブローバックの切れが良くなって、反動も強くなっています。

ブローバックエンジンの改良や、作動パーツの改良がなされているんだそうです。

特徴的なG10グリップ模様の再現や、スライド刻印にもしっかり「COLT」の文字が入ってます。発売は年内を目指しているんだそうです。価格は18,800円。

「M45A1」より先に発売されそうなのが、すでに発表されていた「H&K USP 9mm」と「M&P 9L」です。ニュアンスからは「M&P 9L」が先になりそうな感じですが、マイクロドット発売に合わせるんでしょうか。

価格は「USP」が16,800円で「M&P 9L」が18,800円。

すでに11月23日に発売が決まっている、「マイクロプロサイト」は別売マウントと合わせてパッケージの状態で展示されていました。軽くて見やすいので、いろいろな用途に使えそうなサイトです。

HPで事前予告されていた3つめの新製品が「パイソン PPCカスタム」です。

西部警察世代には懐かしいスタイルですね。残念ながら10才以上エアガンとしての製品化ですが、手軽に遊ぶのには良いかもしれませんね。こちらは2,018年度発売の予定です。

すでに発表されているGBBハンドガンの残りは「グロック19」と「VP10」の2挺。クリアボディの試作ディスプレイモデルが展示されていた「グロック19」の発売が先になりそうです。

それにしても、今更Gen.3なのが残念ですね。最新のGen.5に設計変更できないのかな。

前回ではデモ作動だけだった、「次世代電動ガン AK47」は、作動が試せるモデルが持ち込まれていました。いよいよ発売が近づいて来た感じです。価格は49,800円で、年内発売予定です。

「トールハンマー」はマガジン2本と専用ハードケース付きの仕様で発売されることが決定してますが、価格は未だに9万円台のままで未確定。今回手にすることが出来ましたが、約4.7kgの重量は正直重たいですね。

このぐらいのボリュームがあった方が、ゲームの雰囲気を楽しめるのかもしれないですね。

市場在庫だけになっていた「次世代電動ガン AK74」も再生産が決まったようです。現代戦だとAK47よりもAK74ですね。競合対策もあるのかな。

今年の東京マルイの勢いは凄いですね。年末イベントに、ここまで新製品が発表されたのに正直驚きました。

「89式小銃 GBB」が作動状態で出品されたのにも驚きましたが、今まで発表から開発まで時間がかかりすぎていたGBBハンドガンの進捗の早さにもびっくりです。

来年度も東京マルイには期待できそうなのが嬉しいですね。