マルゼン H&K MP5K 試射動画
マルゼンMP5K GBBは2002年の発売なので、今から10年以上前のガスブローバックガンです。当時の設計なので、外見の再現性はマルイMP5に準じたものでグリップの太さ等は電動ガン並、VFCのMP5シリーズに遠く及ばないものです。
それでもフロントサイトは金属製になっていたり、GBBなのでコッキングハンドルが可動したりはするので、当時のトイガンの平均レベルだと思います。残念なのがオープンボルトで製品化されたこと(下の写真がコッキング状態)
ブローバックメカが同社イングラムのものと同じなので、ある意味しようがないのですが、後に簡単な加工でクローズに見せかけることができるようなカスタムが流行っている位なので、メーカー的努力が不足していたと言われてもしようがないですね。
もう一つの欠点が継ぎ足し型のロングマガジンの採用です。これもイングラムにも使われている手法ですが、ショートマガジンにロングベース部分を継ぎ足してロングマガジンとして製品化されました。実用上全く問題はありませんが、見てくれ的にはイマイチ。
ロングベースの部分は新規金型なので、それほどローコストになっているとは思えないんですけどね。最も金型サイズは分割で小さくできるから製造段階でのローコスト効果はあるんでしょうが。もっともこのモデル自体が中級機なので、少しでもコストを下げる必要はあったと思います。
それにしても、MP5Kにとってはバランス的にロングマガジン長いような気がしますが、ショートマガジンでは発射のサイクルが早すぎてロングは必需品。オプション扱いなのが不満です。
文句ばかり言ってきた、マルゼンのMP5Kを何で今更紹介するかと言えば、実射の機会を得たからです。目から鱗でしたね、驚くほどのハイスピード。しかも弾道はマルゼンらしくフラットなので、撃つことが異常に楽しいトイガンです。
次回は自前で手に入れて、マルイパーツ等を使ってMP5K PDW化しようと思っていますので、完成したらまたご紹介します。
論より証拠の実射動画はこちら↓
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