東京ホビーショー２０１３東京マルイの新製品情報

９月１６・１７日開催の東京ホビーショー２０１３に行ってきました。目的は当然、東京マルイさんのブースの新製品コーナーと試射ブースです。

最初の新製品は、ＨＫ４１６Ｄデブグルカスタムです。「ビンラディンの」という謳い文句が気になりますが、米海軍特殊部隊「ＤＥＶＧＲＵ」仕様のＨＫ４１６Ｄカスタムです。ストックはクレーンストックに、グリップはタンゴダウンタイプに、サイトはナイツタイプに、サプレッサーとハイダーがＡＡＣタイプに変更されています。

各社のＨＫ４１６Ｄで、Ｈ＆Ｋマガジンをモデルアップしているはマルイさんぐらいですよね。長めのマガジンに改めて惹かれましたが、価格は遂に７万の大台に。幾ら実売価格と差があるにしても躊躇しますね。１３年１２月発売予定です。

同じく１２月発売予定の限定カスタムとして、シルバーメッキされたＡＫＳ７４Ｕが展示されていました。何でシルバーメッキなのかは分かりませんが、シリアル入り、アルミケース付きでの販売のようです。どうせならゴールドメッキにしたほうがアラブぽくっていいのにね。でも日本で売るならゴールドよりもシルバーか。

次は既に発表済みの「ガンサウンドシステム」Ｍ４Ａ１とプロハンターＧが発売予定になっています。プロハンターＧを会場で試射してきましたが，ＢＢ弾発射とサウンドとのシンクロはかなりの完成度です。

サウンドも４段階に変えられて面白いアプローチとは思いますが、エアガンを撃つのに、いちいちヘッドフォンをして合成発射音を聞くニーズがあるとは思えないですしんね。個人的にはシンクロ技術を使った別のギミックを期待したいところです。９月２０日発売予定

ハンドガンでは、ＨＫ４５の可動モデルとＳ＆ＷＭ＆Ｐが展示してありました。開発発表がかなり以前なのでしようが無いですが、ＨＫ４５は今更感がありますね。逆にＭ＆Ｐは国内初なので期待大。展示スペースにはＳ＆Ｗの文字がしっかり入っていましたが実売時には商標どうするんでしょう。従来のマルイさんは商標をとらない方向だったので気になるところです。

モックアップで展示されていたＨ＆ＫＵＳＰとＵＳＰコンパクト。今更感倍増ですね。Ｈ＆Ｋ製品を出すんだったら、セフティ再現が難しそうですが最新のＰ３０や、モデルアップされてないＰ２０００のほうが余程新鮮だと思います。

既に競合製品がある以上パイの拡大ではなく、パイの食い合いにしかならないと思うのですが、コンサバ路線で一定の売上が見込める方が良いって事かな？

電動ハンドガンの新製品はＭ９Ａ１。このシリーズも既に４作目、自分はハンドガンに電動？と未だに馴染めないでいますが、それなりの需要はあるって事なんでしょうね。素直に電動メカをここまでコンパクト化した技術には脱帽ですね。

電動ガンボーイズの新製品は「タボール２１コンパクト」。子供向けトイガンでいきなりマイナーモデルが出てきたのに驚きましたが、アニメやゲームには露出が多いのでオヤジ世代が驚くほどマイナーではないのかも。他にも１０才以上用カート式リボルバー等も展示されており、低年齢市場の開拓は力を入れているようで喜ばしい。大手がやらないと国内市場は先細りだからね。

今回のホビーショーを見ると、トイガン最大手の東京マルイさんも迷走気味？と心配になってきました。バリエを出すのは当然なので多いのは余り気になりませんが、新製品のラインナップが今更過ぎます。サウンドメカも面白いけど不必要なメカの気がします。

個人的に嬉しかったのがＭ８７０の試射、６発・３発と１マガジンずつ撃ちましたが装弾不良とかもなく、ラピッドファイアも普通にできました。６発でも飛距離は問題無く１０ｍは楽に飛んでました。２ｎｄロットが出荷されたら買いですね。

最後に会場内（タミヤのブース）に展示されてたミリタリービークルを紹介しておきます。