2017静岡ホビーショーの東京マルイ新製品
(トールハンマー他)を見てきました!

ニュース

5月11日(木)から開催された「第56回静岡ホビーショー」を4年連続で見に行ってきました。一般公開日初日の5月13日(土)に行きましたが相変わらずの凄い賑わいでした。

今回はあいにくの雨で昼になるにつれて雨脚が激しくなりましたが、いつも以上の混雑ぶりに驚きました。

目当ての東京マルイのブース。メイン看板が新しくなっていたのが新鮮。

メインステージにあったのは昨年の「東京マルイフェスティバル」で発表された東京マルイオリジナルデザインの電動ショットガン「SGR−12」。

先に発売された[AA−12」のメカボックス流用のバリエーションですが、コンベンショナルデザインと拡張性の高さで使い勝手は良さそうです。

重量は約4.5kgとかなりのボリュームですが、アッパーフレームがアルミ切削加工で作られているため剛性感は抜群です。発売は夏頃の予定との事。気になる価格は6万円台にしたいとのことです。

今回のお目当ての一つが、コンバットマガジン誌で発表された「トールハンマー」。ゲーム「バイオ7」のダウンロードコンテンツ「Not A Hero」でクリス・レッドフィールドが使用するメインアーム。ベースは先に紹介した「SGR−12」です。

「SGR−12」との大きな違いはがアッパーレシーバーで、バレルに合わせて3インチ(約7.5cm)程延長されています。その分見た目のバランスが良くなり、「SGR−12」トップヘビーのイメージが、かなり改善されています。

合わせてフレームトップのロングレイル化や形状の変更、マズル形状も戦闘的なものに変わっています。

ストック形状も微妙に異なっていて、何よりもレシーバー部の「アルバート.W.モデル02」の刻印がが期待感を煽ります。

マガジンも専用カスタムになっていて、シェルの部分がグリーンになっています。細かいコダワリですね。

もっともコンベンショナルデザインの上に大型化した結果、別売のドラムマガジンとのバランスが良くなっているので、ノーマルマガジンの使用頻度は少ないかも。

「トールハンマー」の発売は、ダウンロードコンテンツ「Not A Hero」の配信以降になるようで、気になる価格は専用ケース付きで8万円台が目標なんだとか。

「トールハンマー」コーナーの横にいた見慣れた人影。「バイオハザード7」でお馴染みの「ジャック・ベイカー」くん。超リアルでした。

ガスブローバックM4シリーズの3つめのバリエーションモデルは、意外なことにオリジナルのM4A1カービン。

廉価モデル化と思ったら、ハンドガード内のヒートシールドを実銃どおりに二重にしたり、アウターバレルのテーパード化やキャリングハンドルを戻すなど、リアル度は増していますね。

それでもレイルハンドガードが無い分若干低価格になるそうです。

昨年発表されたガスブローバックハンドガン4種の内「H&K USP」がテストショットモデルになっていました。最初に発表されてから3年目ですね。上手く行けばもう一種ぐらいは年内発売になるそうです。

気になる「H&K USP」は9mm×19仕様とのこと。タナカのUSPがほぼ生産停止状態なので、9mm口径のフルサイズUSPが安定供給されるのは嬉しいですね。

新しいバリエーションモデルの「デトニクス・ステンレスモデル」と「P226E2 ステンレスモデル」は何れも塗装仕上げ。メタル感のあるシルバー塗装はステンレスぽくってリアルです。

東京マルイのステンレスモデルはメッキモデルというのが今までの通例でしたが、今のところメッキモデルとしての生産予定は無いそうなので、どんどん塗装仕上げに切り替わっていくのかな。

クレイモデルながら目を引いたのは「マイクロドットサイト」。複数のタイプの別売マウントとが用意されるとのことなので、気軽にスライドトップにドットサイトを乗せることが可能になりますね。

10才以下用のエアコッキングガン6種とエアコッキングパイソンも発売予定とのこと。新しいユーザー獲得のために、裾野を広げる商品展開は市場規模を維持するためにも必要ですね。

今回発表の新製品こそありませんでしたが、タイアップ商品ながら「メンテナンスツールセット」の発表もあり、ベーシックな部分をしっかり押さえていく姿勢は伝わりました。

それでも、実銃の世界で話題の「SIG P320」あたりの製作を発表して欲しかったんですけどね。

その他、会場で目に付いたミリタリー関係を簡単に紹介します。

トミーテックのブースにあった、無可動実銃のMG42。やっぱりスチールの地肌が良いですね。話題の1/12スケールのリトルアーモリー用のサンプル&デモのようです。

クラウンのブースにあったエアコッキングボルトライフル。懐かしのSS9の末裔ですね。

会場入り口にあった「試作 機動戦闘車」。「十六式機動戦闘車」の試作車両と思われますが、中々見た目は格好通いですね。多孔式の砲口制退器が目を引きます。

素人目線ながら、気になったのが車体下部。対地雷を想定した形状どころか装甲すらないのは何故なんですかね。車高もそれ程高くないので路外走行性能も低そうだし、有事に舗装道路が確保できる前提なんですかね。

毎回静岡ホビーショーは地元のファミリー層が沢山来場していて、模型文化が地域に根付いている感じがします。子供の頃、模型作りをやっていた親が次に子供に教えるという、連鎖があるって良いですね。

社長が急死されたタミヤでは、例年通り本社でオープンハウスを開催。《シュピールヴァーレンメッセ》出展50周年記念ということで、50%OFFの謝恩セール行ってました。ホント感心します。