ARMORER WORKS モーゼル M712 GBB 試射動画

動画

「ARMORER WORKS」製 M712 GBBを箱出しで試射してみました。

予約時には「WE-Tech」と言われていましたが、上下レシーバーを日本国内向けに樹脂製としたことで発売ブランドが変更されたようです。

ちなみに「ARMORER WORKS」とは「WE-tech」製エアガンをカスタマイズ並びにアップグレードしているブランドと説明されています。

付属マガジンは24連ロングマガジンですが、モーゼルらしい10連ショートマガジンを別途購入しました。。セミオートモードがショートマガジン、フルオートモード用にロングマガジンを使用しています。

国産GBBが動く室温22℃では、ショートマガジンのセミオート、ロングマガジンのフルオートの作動は共に不安定で、ボルトの後退不足が頻発しました。

マガジンを25℃ぐらいまでに暖めると快調に作動するようになるので、試射は、その状態で行いました。

セミオートはマガジン温度が低くなければ問題なく作動します。1発ごとにきちんとディスコネクトして、ハンマーがコックされる感触を味わえるのはベースとなったマルシン製M712では味わえなかった感触です。

フルオートも同様で1マガジン24発(装弾数26発と言われていますが、実際には24発程度です)を1トリガーで撃ち切ることが可能です。最終段発射後はセミ・フルとも問題なくホールドオープンします。

ガスの燃費自体は あまり良くなく、ショート・ロングマガジン共に毎回ガスをチャージする必要があります。ガスのチャージ量もシビアな感じなので、国内向けの注入バルブに交換した方が良さそうです。

マルシン製の木グリはポン付けで使用可能。木製ストックは本体への装着は可能ですがストック内への収納は加工が必要です。

ショートリコイル機能は省略されていてボルトもフルストロークではありませんが、作動性はかなり優秀です。最近の海外製品とは異なり、樹脂製ストックホルスター付きで実売価格が20,000円前後とコスパ的にも悪くありません。

初めてまともに使えるモーゼル M712GBBの登場で、ルガーP08、ワルサーP38の往年のドイツ軍用拳銃御三家がようやく揃って嬉しい限りです。

室温22℃(マガジンを暖めているので実質25℃相当)、東京マルイ0.2gBB弾・フロン134a使用