VFC H&K UMP45 GBB DX GBB

レビュー

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H&Kがアメリカ軍特殊部隊からの45ACP用サブマシンガンの開発要請に基づいて作られたSMG。UMPとはUniversale Maschinenpistoleの略で汎用短機関銃の意味。主な使用国はアメリカなのでMP5程普及していませんが、セミオートのUSCがハワイやグァムの射撃場によく置いてあるので、比較的日本人には馴染みがあると思われます。

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UMPのトイガンは、過去にUMAREXブランドやARESが電動ガンとして発売していましたが、VFCはGBBとして発売。UMAREXから商標認可も取っているのでUMAREXブランドとするべきかも。ちなみに電動ガンとのフレームパーツ等の流用があるのかは不明です。

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今回入手したDXモデルは専用サプレッサーとスコープマウントがセットになっているモデルですが、現時点ではDX以外のモデルが売られている様子はないようです。

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外見から見ていきますとフォアグリップ周りはMP5に準じたコッキングレバーが左側面にあり、MP5と同じ操作性を持たせています。半面左右下部の3面にレイル取付用ネジが取り付けられているので、拡張性はMP5よりも高くなっています。開発された年代が異なるので当然と言えば当然ですね。

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オプションのレイルを取り付けるとこのような感じでG36系と同じですね。見た目では分かりませんが、下面のレイルを取り付ける時にスリング取付パーツが浮いた状態になるので、若干の加工が必要です。

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アッパーフレームには「Heckler & Koch」の文字とロゴが。商標認可されてるってのはこういう部分の再現には良いものです。「made in Germany」の刻印は日本の生産国表示的には?ですが、トイガン的にはありですね。

MP5には無かったボルトストップの存在はアメリカからの開発要請を裏付けると共に、操作性の向上をもたらしています

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セレクター部はMP5やG36シリーズと共通のもの。2点バーストが標準装備の4ポジションで、オプションだったG36シリーズよりお得感があります。グリップはMA1に準じた形状で、フィンガーグルーブを付けないセンスは流石。電動ガンでは味わえない細身のグリップは、リアルを感じさせさる部分の一つです。

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フォールディングストック実銃と同じはブルッガー&トーメタイプのもの。根本のボタンを押して折りたたみます。若干堅めで操作しづらいですが展開時はワンタッチなので、余り問題にはならないでしょう。

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ストック折りたたみ時にはフレームにある突起に引っかかり固定されます。畳んだ状態でエジェクションポートに全くかからないストック形状は流石。ボルトの動くGBBではこういうところがリアルに感じられますね。

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付属のサプレッサーは銃身の突起で固定するワンタッチのタイプ。GBBに実際の効果は期待できませんが、実銃では亜音速弾45ACPを使用する際には有効な装備でしょうね。

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取り付けるとこんな感じでガタもありません、サプレッサー上のH&Kロゴが目立ちます。装着するとMP5SD6のようにサプレッサーと一体感があるので、ある意味必須のアクセサリーとも言えますね。

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ちなみに銃口を正面から見るとMP5と異なりフルフローティングになっています。命中精度にもかなり気を遣って開発されたことが窺えます。

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分解はレシーバー後部のピンを1本引き抜くだけで上下に分解できます。MP5よりかなり簡単になりました。M4A1よりも手軽にできるのには感心しました

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日常分解レベルまではあっという間です。パーツ構成はMP5というよりもG36系に近い感じです。

DSC02109のコピー

売りの一つ、反動を調整するアジャスタブルボルトキャリアーはボルト下部のスクリューを緩めて調整しますが、図のように調整(2本のスクリューで固定されている赤い枠で囲まれている板状のパーツをボルト後部に動かす)すると板状パーツの先端がボルト後部から付きだし、直接フレームにあたる単純な仕掛けです。

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ガス圧を調整するとかを期待していたので、ちょっと残念。ボルト自体の重さが350gもあるのでわざわざアピールするだけの効果があるかも疑問です。反動はボルトの重さだけで十分なモノがあります。

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ロアレシーバー部は今時のGBBらしくハンマーにはローラーが付いています。全体にリアルな作りでモデルガンチックで好きな箇所ですが、少し部品が華奢っぽく感じるので耐久性が気になりますね。

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マガジンはプラスチック製で同じ45ACP用のKSC クリスヴェクターのモノと比べると半分近くの軽さです。複数持ち歩くのには断然有利ですが、MGCの93Rのようなガスモレに対する耐久性の不安と蓄熱効果の薄さが気になります。購入して3ヶ月以上経ちますが、いまだガスモレはないので金属製のモノと耐久性に大差は無いのかもしれません。

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実射については、かなり残念な結果となりました。夏場近くになったにも関わらず、フルで1マガジン連射は難しいのが実態です。セミか2点バーストをメインに使うのが妥当ですね。プラマガジンの影響で、マガジンが冷えやすいため余計連射が難しいのかもしれません

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軽量のボルトに交換するのが一番なんでしょうが、カスタムパーツもすぐには出ないと思うのでリコイルSPで調整するのが妥当でしょうね。モデルガン的には満点のモデルなのでなんとかまともに動かせるよう夏場の内にチャレンジしてみるつもりです。

▼ 軽量ボルト交換の記事(2013年11月14日更新)はこちら

http://ozashiki-shooters.com/?p=1302

4月時点のUMP試射動画はこちら

リコイルSP交換後の8月の実射動画はこちら

軽量ボルト交換後の11月の実射動画はこちら

2014年8月 (室温24℃)真夏の実射動画はこちら