東京マルイ ライトニングホーク .50AE 10インチ マグナポートカスタム レビュー

オススメ, レビュー

2019年7月に発売された東京マルイ「ライトニングホーク .50AE 10インチ マグナポートカスタム」はカプコンのゲーム「バイオハザードRE:2」タイアップモデルで、バイオハザードタイアップモデルとしては17作目。

タイアップ第1作が1998年に発売された「バイオハザード2」(RE:2の元になったゲーム)タイアップの「デザートイーグル.50AE」だったことを考えると、中々感慨深いモデルです。

当初の発売予定から大幅に発売日が延びたのは「木製ケースの製作の遅れ」と言うようなことをマルイ側もコメントしていましたが、発売後の流通数の多さを見る限りは、過剰な事前予約と転売対策だったのでは無いかと推測しています。

現に発売直後から値引き販売が多発していて、1年経った今でも流通在庫が残っている事を考えると生産数が多かったのは確かでしょう。最新ゲーム「バイオハザードRE:3」にも登場しているので、再需要も高そうです。

東京マルイ ライトニングホーク .50AE 1カスタムについて

前々作のタイアップモデル「トールハンマー 〈アルバート.W.モデル 02〉」から、過度にパッケージにこだわる傾向が強まっていましたが、このモデルにもその流れは踏襲されています。

最初はパッケージ周りから

パッケージは紙の外箱をビニールで包み、リボンで縛った不自然なものです。ビニールで包んでいるのは、汚れ防止とテープ止加工がある外箱を守るためでしょうけど、違和感がありますね。

外箱を包んだビニールを外すと、外箱が現れます。タイアップゲームの「BIOHAZARD RE:2」のタイトルとモデル名が入っています。汚れた風の印刷と「KENDO CUSTOM SHOP」印から、KENDOガンショップから発送された小包をイメージしたパッケージのようです。

わざわざレシート風の紙を手作業でシール貼りしている部分にも、パッケージの演出に対するメーカーの拘りを感じますけど、ゲーム名と商品名が同一面に入っているので、残念ながら手間をかけたほどリアルな演出にはなっていません。

さらに箱の保存に、必要以上に気を遣う必要があるのは面倒ですね。

外箱を開けると、木箱が。ここにも商品名とKENDOショップ名が入っています。木箱の演出はゲーム内の設定に準じていると思われますが、必要以上に重いのが気になります。

木箱側面にはシリアルプレートが付いてきますが、このシリアルNOはライトニングホーク本体には刻印されていないので、あまり意味はありません。本体と箱のシリアルがマッチングしてると嬉しいんですけどね。

木箱の内部は、10inchバレル付きのライトニングホーク本体と、6inchバレル&スライドユニット、マガジンとKENDOショップの紙パッケージが納めれれています。取説などは上蓋裏に納められているので見た目はすっきりしています。

KENDOショップの紙パッケージ内には試射用BB弾、マズルキャップ、空撃ち用マガジンフォロア等の小パーツが、ばらけないように納められています。

この木箱の嫌いな点は、6inchスライドに換装した場合、そのままでは仕舞うことができないことです。10inchスライドがメインなのは分かりますが、オールシルバーの6inchのに組み替えて楽しむ前提のはずなのに、これでは片手落ちです。

木箱のサイズに余裕があるので、上のようなレイアウトにすれば、どちらのスライドを付けたまま納めることができるはずですけど、何でやらないんでしょう。

インナースポンジの切り込みレイアウトを変えるだけで対応できるのに、行わなかったのは見た目優先って事なのでしょうけど、ここまで手の込んだモノを作って、ユーザービリティが考えられていないのは、ホント惜しいです。

本体と6inchバレル&スライドを包むビニール袋は、「WARNING」のKENDOショップシールで封されています。ここまでこだわって、箱内部のレイアウトにこだわれないのが不思議です。

上蓋の裏には取説、「SUVIVE MAGAZIN」という設定資料。ディスプレイ用の弾薬箱が納められています。弾薬箱はゲームのマグナム弾をイメージしたモノと思われます。

付属の「SUVIVE MAGAZIN」はライトニングホークの設定資料のようですが、雑誌風の編集と後付け感が強いストーリーがイマイチですね。今となれば「RE:3」に登場するライトニングホークと整合性が無いのも気になります。

最初にサムライエッジの設定(これも後付けっぽいですが、説得力がありました)を考えた後は、トータルで設定を考えていないような気がします。

次にライトニングホーク .50AE 10インチ本体を見ていきます

ゲーム内で、カスタムパーツ「ロングバレル」を付けた後の形状をモデルアップしています。ゲーム内ではオールブラックでしたが、フレームシルバー仕上げなのは、最初のタイアップ「デザートイーグル.50AE」からの伝統ですね。

ゲーム内ではロングバレルを付けると、ノーマル時に比べて威力が増すと共に、反動が軽減されて命中精度が高まるそうです。

スライド刻印は「DESERT EAGLE .50AE PISTOL」「ISRAEL MILITARY INDUSTRIES LTD.(I.M.I.)となっています。これはマルイの通常版デザートイーグルのスライドの流用と思われますが、「バイオハザード2」が開発された1998年頃の実銃刻印と同じもの(現在はI.M.IからI.W.I.に社名が変わっています)です。

バレル部分にカスタムモデル名「Lightning Hawk」が入っています。

右側スライドには開発・販売会社名と所在地の「MAGNUM RESEARCH INC MINNEAPOLIS MINN.」刻印と製造国刻印「MADE IN JAPAN」(実銃ではMADE IN ISRAEL)。バレルには使用口径「.50AE」が刻印されています。

バレル上下部にはピカティニーレイルがが装着されていて、拡張性を高めています(ゲーム内ではカスタムパーツのドットサイトを付けていました)。ピカティニーレイルが開発されたのは1995年頃なので、バイオ2の時代に市井のガンスミスが採用してもギリギリ矛盾しない設定です。

チャンバーカバー部には「PROTOTYPE MODEL PHASE1」の文字が。プロトタイプのフェーズ2版が存在したことを暗に語っているのかも(それがRE:3に出るヤツ?)。HOP調製は従来通りチャンバーカバーをずらして行います。

バレル先端のコンプは2ポートタイプの金属製。背の高いフロントサイトはバレル一体の樹脂製なので、破損の心配があります。

リアサイトブレードは独自形状のもの。これも樹脂製なので破損が心配な部分です。コスト的には仕方ないかもしれませんが、こういう部分に金属パーツを使えば、マルイのトイガンの質感も上がるのに残念ですね。

セフティレバーは独自形状のオリジナルパーツとなっています。これも樹脂製なのが残念です。

グリップはウッド調とラバーの複合型ハイブリッドグリップ。従来のバイオハザード デザートイーグルカスタムに付いていたエルゴノミクスグリップよりもスリムで握り易いモノになっています。

できれば木製パーツを使ってハイブリッドグリップ欲しいんですけど、権利関係が厳しいのか、サードパーティ各社からもウッドグリップが出ないのが残念です。

マガジンはデザートイーグル共通の27連マガジン。マガジンのスリット下部から、BB弾を流し込めるタイプなので、弾込もスムーズです。

次に簡単に分解してみます

マガジンを抜いて、フレーム左側のバレルロックストッパーを押しながらフレーム右のバレルロックレバーを回してスライドアッセンブリーを前方に抜き出します。

次にスライドアッセンブリーからリコイルSPアッセンブリーを外して、スライドとバレルを分解します。

この時、スライドと金属シャーシの切り欠きにバレル基部のエッジを合わせて、バレルを捻るように外すと、簡単にバレルとスライドを分解できます。唯一通常分解にコツが必要な部分です。

バレル内側は、金属パーツが多いものの、樹脂のバレル外装との間に空洞が多いのが分かります。作動させると反動の強さの割に作動音が軽いのは、この空洞のせいかもしれません。

スライドストップノッチの内側には金属シャーシが入っていますが、切り欠きがスライドストップノッチよりも後方にあるため、スライドストップレバーをシャーシで受ける事はできないようです。

スライドストップレバーも内側に突起があるタイプでは無く、普通にスライドのノッチとかみ合うタイプです。

スライドストップレバーが、樹脂のスライドストップノッチにがっちりとかみ合っています。スライドストップノッチとレバーが面で接しているので、ある程度の耐久性はありそうですが、基本設計が古いのでノッチ欠け対策はありません。

スライドの金属シャーシの切り欠きを今よりも前寄りにするだけで、ノッチ欠け対策になりそうなのに、放置したのは勿体ないですね。

分解したついでに6inchバレル&スライドユニットをみてみます

スライドはフレームと同じシルバーメッキ仕上げで、内部パーツはリコイルSPアッセンブリーも付いているので、バレル&スライドをユニットごとワンタッチで交換することができるのは、ゲーム内のイメージそのままだし、実際便利ですね。

スライド左側刻印は「DESERT EAGLE .50AE PISTOL」「ISRAEL MILITARY INDUSTRIES LTD.(I.M.I.)で、バレル刻印はありません。

スライド右側刻印も「MAGNUM RESEARCH INC MINNEAPOLIS MINN.」「MADE IN JAPAN」と一般のデザートイーグルと同じです。恐らくライトニングホークとは10inchバレルを装着した時の名称って事なんですね。

6inchバレルのフロントサイトは集光&蓄光ドットの付いた凝った作りのもの。樹脂製なのは惜しいですが、10inchバレル用のサイトに比べて高さも低いので、破損の確率は低そうです。

リアサイトは樹脂製のノバックタイプ、フロントサイトとの組み合わせは10inchのサイトよりも狙いやすいです。

セフティレバーは10inchスライド付属のものと同じデザインのものが、綺麗なメッキ処理されています。

スライドを載せ換えると、マルイ最初のバイオハザードタイアップモデルを思い出します。個人的にはこちらの方がバランスが良くて好みかもしれません。

試射後のの簡単なコメント

室温22℃で試射しましたが、1マガジンフル装弾27発撃ちきって、しっかっりスライドオープンするのは、今更ながら感心します。一度内部メカを改修しているとは言え、ベースは20年以上前のモデルですから基本設計が優秀なのでしょうね。

前にも少し触れましたが、大きなスライドが動く割に作動音が軽いのが少し残念です。これはデザートイーグルのサイズから、過大なイメージを抱いているだけかもしれません。同じ音のはずなのに6inchスライドの方がしっかりした音に感じるのもメッキの有無だけでは無さそうです。

室内使用だけなので命中精度は分かりませんが、マルイらしいフラットな弾道なので期待はできそうです。

気になる初速は0.2gBB弾を使用して78m/s前後。これは6inchバレルでも10inchバレルでも同様です。インナーバレルが同じ長さだと思うので当然の結果ですね。

最後に(サマリー)

マルイのバイオハザード限定タイアップの17作目が「バイオハザード2」のリメイク作品「バイオハザード RE:2」とのタイアップで、ゲーム内のイメージとよりリンクしたカタチでトイガン化されたのは嬉しい次第です。

カスタムデザインもゲーム内の見栄えとリアルさの妥当な線でまとめた感じがして違和感が無いのも良いですね。

また、マルイが転売対策(個人的にそのように理解していますが)として、生産数を増やしてくれたことで、簡単に入手できるようになったことも評価しています(1年後も入手できるのは嬉しいですね)。

今回もパッケージへのこだわり方が不満です。必要以上に大きいパッケージの割に内部のしきり(インナー)の融通が利かないので、マルイが決めたスタイル(10inchバレル本体)以外の収納ができないし、ゲーム内のようにドットサイトを付けて収納することも不可能です。

パッケージ分が価格に上乗せされて割高になっている以上、開封までのイメージを高める工夫だけで無く、開封後の使い勝手をもう少し考えるべきです。

単に大きくて重いだけの木箱から、個々のユーザーそれぞれの専用BOXとして、長く使い続けられるようになれば、木箱も古びて味が出るのに。

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