2016版 香港旺角トイガンストリート探訪記
香港でトイガンショップが集まっている地域は香港MTR(地下鉄)の旺角(モンコック)駅と油麻地(ユマティー)駅の中間ぐらいにあります。旺角自体は女人街や男人街で有名なのでご存じの方も多いと思いますが、信和中心に代表されるホビー・サブカルチャーの街でもあります。
旺角駅から南に徒歩7分ほどの廣華街周辺にざっと数えて20件程のトイガン・ミリタリーショップがあります。この周辺を個人的に旺角トイガンストリートと呼んでます。
トイガンストリートは「仁安大厦」というビル内のショップと「廣華街」という道沿いのショップに分かれています。
「仁安大厦」の入り口。ビルと言ってもショップが入っているのは1フロアなので、アメ横のガード下を想像してもらった方が早いですね。以前は入り口左側にあった「Classic Army」の直営ショップが無くなっていました。
相変わらずゴチャゴチャした感じですが、3年前にあったトイガンショップが無くなって、時計ショップや飲食店に変わっているのが目に付きます。
以前からある「MMC」というショップですが、店内はトイガンのスペースが減って、ラジコンや模型コーナーが大きくなっていました。
ミリタリー関連の模型ショップは健在ですが、全般的に電動ガン中心のカスタムショップは淘汰されているようです。
「廣華街」側に出ると、「DEN TRINITY SHOP」があります。ここも以前からあるショップで、WEBショップもあるので日本からも購入することができます。メタルスライドなどのカスタムパーツが豊富でしたが、最近はメタル仕様の台湾メーカーの勢いがあるためか、新製品は少なめでした。
正面ウインドウを見るとモデルガンの中古品が売られていました。絶版モデルばかりだったので、そそられましたが買って帰ると面倒が予想されるのとプライスがASKだったので、スッパリと諦めました。
こちらも日本からWEBで購入可能な「TOKYO MODEL COMPANY」。名前の通り日本製のトイガンを多く扱っていますが、海外GBBを比較的多く扱っています。大抵目新しい商品があるんですが、今回はめぼしいモノが見つかりませんでした。
「廣華街」にはトイガンショップの他に模型店が沢山あります。元々は模型店が集まっていたエリアだったそうです。
スタバやH&Mが入っている小洒落たビルの18階に「「Supreme co.」というミリタリーショップが入っています。
店内はかなり広めで、サファリランドやビアンキ、ブラックホークなどの輸入ホルスターやナイフ、タクティカルライトやブーツなどを扱っています。
ケース全部がサファリランドホルスター、中々壮観です。以前は安くて飛びついたものですが、今回は国内とそれ程価格差が無かったので冷静に判断できました。
カウンターには「Aimpoint」や「Surefire」が並んでいます。「Surefire」は香港の総代理店を兼ねているそうで、「Aimpoint」のサイトも2年保証が付くそうです。ちなみに価格は日本の正規輸入品を買うよりも安いですが、円安の影響で以前よりもお得感が無いのが少々残念です。
旺角からは離れてますが、湾仔(ワンチャイ)駅から10分ぐらいの所にある「UNーCOMPANY」にも寄ってみました。ここも日本からWEBで購入することができます。
残念ながら店舗があったところは廃墟状態。張り紙を見る限りでは、5月後半に道路の反対側のビルに新店舗をオープンさせるようです。ギリ間に合わなかったのが残念でした。
今回トイガンストリートを訪れてみた感想は3年前に比べるとトイガンショップの減少が目立ち、香港のトイガンブームは過ぎた感じがします。目立っていた電動ガンのカスタムショップも、CO2ガンやサバゲに特化した商品展開になっていたのも印象的です。
以前からトイガン本体の購入は初速規制などもあって難しかった上に、今回アクセサリー関係も円安によってお買い得感が無かったです。電動ガンの新作はあっても同じようなモノだし、昨今は海外製品もふんだんに日本に入ってくるので以前のようなワクワク感が無くなったのが一番残念ですね。
コメントを投稿するにはログインしてください。