2016全日本模型ホビーショー
東京マルイブースを見てきました

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9月23日・24日に東京ビッグサイトで開催された「全日本模型ホビーショー」の東京マルイブースを見てきたので紹介します。

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「全日本模型ホビーショー」の位置づけが、同年5月に開催される「静岡ホビーショー」の東京版のようなものなので、新製品の発表がほとんど無いのが通例で今年も想定内の感じでした。

既に発売されている「KSG」や、年内発売予定の「M4 CQBR」、「M40A5」がメインで展示されていました。「M4 CQBR」は作動する試作モデルを持ち込んでいたので、年内の発売は問題無さそうです。

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力が入っていたのは「M40A5」で、発売が遅れているとのことでしたが10〜11月には発売出来るとのこと。会場では10mmの距離で500円玉サイズや45ACPのダミーカートに命中させるデモを行って命中精度をアピールしていたのが印象的です。

バージョン 2

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命中精度に関わるトリガー部分のメカや、マガジンからの給弾システム(マガジンを外すと給弾カットされるようです)等の内部構造が少しずつ発表されていたのも興味深かったです。

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同じく年内発売を予定しているのが「HK45 タクティカル」で、こちらも作動するサンプルが用意されていました。TANカラーのフレームはTANの成形色の上に同色の塗装をしているものだそうです。サバゲなどの使用を前提とした実用性のある仕上げですね。

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サプレッサー用のバレルネジは45口径に合わせた16mm正ネジとなっています。14mmネジよりも汎用性では劣りますが妙にネジ部が細くなるよりは全然良いと思います。他にも新設計のリアサイトやアンビセフティなどが装備されます。

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唯一の初お目見えだったのがバイオハザード20周年記念の「サムライエッジ スペシャルカラー バージョン」です。こちらはケース内展示だったので手に取ってみることはできませんでしたが、思っていた以上に良い感じの色目でした。

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スライド&レシーバーとバレルの色合いが微妙に違うのも良いコントラストになっていました。TANカラーのケースも良い雰囲気でした(サイズ的に大きすぎる気もしますが)ので製品としては及第点でしょう。新鮮味には乏しいものの人気にはなりそうです。

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アクセサリーではツインドラムマガジン専用のアダプターが発売予定になっていました。次世代M4やAK、スタンダード版AKやG36、G3までは良いとしてもMP5版は見た目的にどうなんでしょう。ハイサイクルタイプがあるからなんでしょうけれど個人的には気になります。

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相変わらずモックアップだけの「H&K USP」ですが、本当に作るんですかね? シルエット的には9mm版のようですが、それでも今更感があります。同じH&KならP30かVP9の方が売れそうな気がします。

他にも10mX10レーンのレンジの試射コーナーがありましたが、試射銃が「次世代HK416」「AA−12」「グロックG34」とちょっと古めだったのが残念でした。折角の10mレンジなのでボルトアクション系が撃てれば良かったのに。

会場では、今年で3回目の「東京マルイフェスティバル」が11月26日(土)・27日(日)に秋葉原で開催される旨の発表がありました。そこで新製品の発表があるような含みもあったので、そちらに期待してみたいですね。